がん検診の一つである「PET検査」とは

がん検診一つに「PET検査」というものがあります。PETとは、特殊な検査薬を投与することで、がん細胞に目印を付けることができるものです。検査方法として、点滴によって人体に検査薬を投与します。すると、この検査薬が全身の細胞の中でがん細胞にだけ目印を付けてくれるのです。

そしてPET検診の専用装置で人体を撮影すると、がん細胞があるとそれを写してくれるのです。このPET検診は、従来のがん検診と比べても、それまでは見逃していたとても小さな初期のがん細胞であっても発見することが可能となったのです。PETの仕組みは、がん細胞の特徴を利用した検査方法となっており、それは「がん細胞が正常である細胞に比べ、3~8倍のブドウ糖を細胞内に取り込む」という性質を利用しています。よって、検査薬はブドウ糖に近い成分であるFDGと呼ばれるものを、点滴薬に配合して体内に注入するのです。

すると、がん細胞があるとされる部分に、FDG薬が集中しているのが確認できるので、がん細胞を発見することができるというわけです。PET検診では、従来のレントゲンなどを使用したがん検診では、発見することが困難であった初期のがんも発見することが可能となったのです。がん細胞は、発生から約10~20年を経て成長する育成期へ入ります。そして、1~5年で増殖期へと移行していきます。

レントゲン検査では、育成期に入る直前の約1cmを越えたがん細胞を見つけるのが精一杯でしたが、PET検査では1cm未満での発見が可能となっています。これにより、さらに初期の段階での発見につながっています。

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